はぁ。なかなか気に入る刀は見つからぬものよのぅ…(ーー;)
既に一振り手に入れているだけに、いろいろと自分の中で条件を設けての買い物だから、そうそう見つかるとも思えないけどね。
そんな事を考えつつ、藍染めの巾着を片手にトボトボ綺麗なショーウィンドウをぼんやり見ながら歩いていると、刀を飾っている建物がが視界に入る。
???
民家だろうか?
通り過ぎてから振り返る。
入り口の上には○○刀剣店と実にわかり難い看板が細々と掲げられている。
全然商売する気ねぇな…(笑)
それでも興味にそそられ、古く重い扉を開てみる。
そこは土間、土間に椅子が一脚。室内は畳が四畳半。四畳半の上にガラスのショーケースが3つ。
この上なく狭い、そしてレジも何も無い空間だった…。
ごめんください。
……
…
返事は無い。
もう一度奥に声をかけようか迷っていると、奥から年配の店主らしき人物が出てくる。
先程の刀屋さんと同じような話を切り出すと、素人さんが物が斬りたいなら安い軍刀探しなさいよと返ってきた…
ごもっともな意見だが、私は古流剣術の稽古の一環で探し物をしており、ここへ訪れたのだ。
経緯や説明を長々と話しているうちにやっと理解していただけた。 (ほっ…)
熱心に語ったおかげで、一見の客には手を触れさせない信条の店主がショーケースから刀を出し、持ってみなさいよ。鞘へ入れてみなさいよ。
そう言ってくれた。
そして自分は昔、研ぎの仕事をしており現在は引退。その後刀剣を売る商売を始め、自分が納得したものだけ並べているという。
いろいろな話をしつつ、1時間以上も私がみていると店主は笑いながら 迷ったなら今日は帰って、よく考えてまたおいでと助言してくれたので、それに従う事にした。
これを綴っている今も考え中なんだけどね(笑)
それにしても、なぜか不思議な縁のようなものを感じさせる店だった。
最近、かねてから欲しいと思っている二振り目の刀を探す為、都内の刀剣屋さんをのんびり見てまわっている。
今日は、使い捨てコンタクトレンズの残りが少なくなってきたので、買い足しに行くついでに大刀剣市にも出店していた某刀剣屋さんから頂いたチラシを頼りに寄ってみる事にした。(どっちがついでなのか…)
天気は生憎の雨。
買い物の目的地と寄り道の目的地は、地下鉄で1駅だから歩いて行くことに決め、まぁすぐに着くだろうと思い歩き出すも、すぐに悔やむ。
甘かった… 結構遠い。しかも寒い(;´Д`)
数十分後、わかり難いチラシの地図とにらめっこしつつも到着。
…な、なんか違うような気がする。
店内には7桁の重要刀剣や保存刀剣が9割( ̄ー ̄;
探し物ですか? 丁重に店員が聞いてくる。
観賞目的ではなく、実際に使用するものを探している旨を伝えると、俄かに態度が横柄になることを私は見逃さなかった(笑) …だめだなココ。
案の定、そういう刀もあるが品が少ないとの事 (残念だ)
礼を言い、早々に立ち去ることにする。
折角なので並びにある小物屋で藍染めの巾着を買い、お茶を濁すことにした。
この後、1つの偶然を見つけるが、今回も長くなってしまったので次回に続く。